**さんかく屋根のおうちから**

子供が通う幼稚園にも、酪農家の子供さんがいます。

（以下、幼稚園からのお便り一部抜粋有り）

乳牛120頭あまりを飼育されていていますが、そのうちにお別れの日がやってきます。。。（口蹄疫にはかかっていません）

これまで園ではみんなで牛舎に搾乳体験に行ったり、バス通園の子は牛舎の中をバスが通ったり、畑にはサツマイモの苗植え、芋掘り…と、とてもとてもお世話になり、また馴染みの牛さんばかりで、心が痛みます。

ワクチン接種のお話をお父さんお母さんから聞いて、何か牛さんにしてあげられる事はないか？と家族で話し合った結果、千羽鶴を折ってあげようという事になったそうです。

そこで、私達もこれまでの感謝の気持ちを込めて千羽鶴のお手伝いをする事にしました。。。。



今まで私なりに子供にも口蹄疫の事を話してきましたが、5歳の子にどこまで伝わりどう理解したかはわかりません。

今、その酪農家の子供さんは幼稚園を休んでいます。
どんな形にしろ子供にまで影響している事は事実なんだ…と思うとやりきれない気持ちで一杯です。


同じ子供を持つ親として、突然辛い現実を目の当たりにする子供の心を思えば、千羽鶴を折る事に反対する理由はどこにもありません。むしろ、これ位しか出来ない事が申し訳ないです。



早速子供と鶴を折ります。ご家族や犠牲になっていく牛さんの事を思いながら。
本当に本当に早く終息してほしいです。

数日後には園児みんなの気持ちが詰まった千羽鶴が届くことでしょう。